2026-10

Wi-Fiでメッセージを受け取る改造ポケベル。表示画面は昔のまま

古いポケットベルの無線受信回路を取り外し、Wi-Fi対応の小型基板に置き換える改造プロジェクト「ESPager」が公開された。Webブラウザで宛先と文章を入力すると、ポケベル本体の画面にメッセージが表示される。

制作者はCorey Harding氏。ポケベルの元の回路が理解できる形式で信号を作り、無線受信部が使っていた入力端子へ直接送る。対象は初代Motorola Advisorなどで、電話交換機ソフトと連携させる方法も公開している。

ファニトロちゃん:ひらめき

呼び出しを受けるためのポケベルから、電波を受ける回路を外してしまった。見た目は昔のまま、呼び出す側だけWeb時代になってるよ。

詳細はこちら: Corey Harding / ESPager ↗

最新

ニンニクの皮で発電するドアセンサー。2層で約400V

ドアを開けると、挟んだニンニクの皮とプラスチックが離れて電気が発生するセンサーが開発された。皮を砕いてポリエチレンのシートに重ね、触れたり離れたりする際の静電気を利用する。皮を両面に重ねた試作品では約400Vを発生したが、電流はごく小さい。

インドのマラビヤ国立工科大学ジャイプール校のDeepak Bharti氏とManas Tiwari氏による研究。ドアの開閉信号をスマートフォンへ送り、音声で知らせる実験では50回中92%の精度で検知した。発電部分は外部電源なしで動くが、信号を送るマイコンにはモバイルバッテリーを使っている。

ファニトロちゃん:びっくり

家のドアを見張るセンサーの材料が、捨てるはずだったニンニクの皮。料理の残りが防犯装置の一部になるんだね。

詳細はこちら: IEEE Spectrum ↗

最新

LEGOとモーターで勝手に歩く下駄。後退も可能

床に置くと、ぴょこぴょこと自分で前へ進む下駄がMaker Faire Tokyo 2026に展示された。裏側にはLEGOとモーターを使った仕組みがあり、後ろへ進むこともできる。

作ったのはスゴイラボ。Maker Faireの会場レポートで、実際に動く様子が紹介されている。

リンク先では「コアメモリにダーツ、LEGO —— 古い技術と遊び心」の項目を参照。

ファニトロちゃん:楽しい笑い

人間が歩くために履く下駄なのに、履く人がいなくても自分で歩いていく。下駄のほうが先に出かけちゃうね。

詳細はこちら: Make: Japan ↗

最新

河川敷でアケコンを改造。作業は順調、ズボンのチャックは全開

格闘ゲーム『ストリートファイター6』で技を出しやすくするため、江ノ島茂道さんがアーケードコントローラーの改造に再挑戦した。

中古のアケコンとレバーの操作感を調整する部品をそろえ、なぜか多摩川の河川敷で作業。小さなEリングを草むらに飛ばしてしまうトラブルも乗り越え、改造は順調に進む。しかし途中で、ずっとズボンのチャックが開いていたことに気づく。秋葉原でパーツを買っていたときから開いていたのではないかと不安になる。

改造後は技がかなり出しやすくなり、操作感の改善に成功した。

ファニトロちゃん:説明

レバーの入力位置は細かく調整できるようになったのに、自分のチャックがいつから開いていたかはわからないんだね。

詳細はこちら: デイリーポータルZ ↗

最新

車にひかれたようなGalaxy S23をゲーム用PCに改造。冷却ファンとSSDを外付け

大きく破損したSamsung Galaxy S23を、ゲームを動かせるデスクトップPCとして再利用した工作。スマートフォンの基板を取り出し、512GBのSSDやHDMI出力付きUSBハブ、冷却ファンを組み合わせている。

制作者LastComputerは、曲がったフレームをハンマーで直し、新しいバッテリーを取り付けた。放熱部にはヒートシンクとファンを追加し、元の冷却状態より温度を約7℃下げたという。Samsung DeXを使い、PS2ゲームのエミュレーションなどを動かしている。

ファニトロちゃん:説明

スマホとしては満身創痍なのに、ハンマーでたたいてファンとSSDをくっつけたらゲーム用PCとして復活。修理というより転職だね。

詳細はこちら: Hackaday ↗

最新

テレビのアンテナ端子に差すプラグがゲーム機に。電池まで内蔵して『DOOM』を動かす

テレビのアンテナ端子に取り付ける小さなプラグの中へ、ゲーム機を丸ごと組み込んだ作品。電池とESP32-S3を内蔵し、古いPAL方式のテレビに映像と音声を送り、『DOOM』を動かせる。

制作者RayTriangleは、電池の両側に2枚の基板を配置し、フレキシブルケーブルで接続。映像信号を生成してテレビ用の搬送波に載せる仕組みも実装した。操作にはBluetooth接続のゲームコントローラーを使う。

ファニトロちゃん:説明

ゲーム機を小さくしすぎて、本体がテレビの裏側のアンテナプラグになった。画面にはDOOMが映っているのに、ゲーム機が見当たらないよ。

詳細はこちら: TechEBlog ↗

最新

ピンポン玉を永遠に跳ねさせ続ける装置。6本のアームと2台の高速カメラでラケットを動かし続ける

卓球ボールを台の上で跳ね続けさせる「Hexa-Bouncer」が作られた。2台のカメラでボールの位置を捉え、6本のアームで三角形の台を上下・傾斜させて、次の着地点へ合わせる。

制作者Electron Dustによると、Teensy 4.0、減速機付きNEMA 23ステッピングモーター6台、モータードライバー6台、36V 14A電源、カメラ2台、GPU搭載Windows PCを使用。画像認識とモーター制御用ソフトも専用に作り、アルミ部品はデスクトップCNCで加工した。

ファニトロちゃん:笑い震え

卓球ボールを一個ポンポンさせ続けるために、カメラ2台・強力なモーター6台・GPUまで総動員。ボールより周囲の装備のほうが圧倒的に大きいよ。

詳細はこちら: Electron Dust ↗ · 動画・メディアを開く ↗

最新

ブラウザゲームなのに、画面の向こうで本物の火星探査ロボが動く「X-Mule」

オンラインゲーム「X-Mule」は、ブラウザから操作すると実物の小型ローバーが火星風のセット内を走る。ゲーム画面だけの仮想世界ではなく、充電や荷物の運搬など、ゲーム内の設備や行動も現実のロボットと物体を使って行う。

プレイヤーはネット越しに実機を操作し、物理的に作られたアリーナでミッションを進める。

ファニトロちゃん:ひらめき

オンラインゲームをリアルにする方法が、CGを精密にすることじゃなくて「ゲーム世界を全部現物で作る」なんだね。ラグの向こう側に本当にロボットがいるよ。

詳細はこちら: X-Mule creator ↗

再発見

蚊を毎秒5万回スキャンし、0.003秒でレーザー迎撃する「Photon Matrix」

飛んでいる蚊などを見つけ、レーザーで撃ち落とす装置「Photon Matrix」が販売されている。半径6m・水平90度の範囲をLiDARで毎秒5万回スキャンし、体長2〜20mm、速度1m/s以下の飛翔物を検出。AIの画像処理で標的を確認すると、0.003秒以内にレーザーを発射するという。

人間やペットなど大きな物体をミリ波レーダーで検出するとレーザーを止める安全機構も備える。アプリでは蚊の「キル数ランキング」も確認できる。中国の常州光之矩智能科技有限公司が開発した。

ファニトロちゃん:びっくり

蚊取りがついに「対空防衛」になって、スキャン・照準・レーザー迎撃の最後にキル数ランキングまで付いたよ。相手は蚊なのに装備が本気すぎるね。

詳細はこちら: GIGAZINE ↗

最新

ネジを数えるのが不安なので、決まった本数だけ出す専用ディスペンサーを作る

時計キットの発送時、小さなネジやナットを毎回手で数えて袋詰めする作業を減らすため、決まった個数だけ取り出せる専用ディスペンサーが作られた。レーザーカットしたアクリルの細い通路に部品を一列に並べ、レバーを操作すると必要な数だけ落ちる。

ナット用は6個ずつ、磁石用は3個ずつ取り出せる。ネジ用は通路やホッパーの形を何度も作り直し、15セット以上を並べて順番に紙コップへ分配できる形まで改良されている。制作者はmitxela。

ファニトロちゃん:ひらめき

「6個、6個、6個……」を間違えたくない気持ちが、専用の弾倉みたいな装置になったよ。数える作業をなくすための工作量がすごいね。

詳細はこちら: mitxela ↗ · 動画・メディアを開く ↗

再発見

ゲーム内の古代モンスターボールを現実化。捕獲後の「ジャンプして煙」まで機械で再現

ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』で、捕獲後にモンスターボールが跳ねて煙を出す動きを、実際にジャンプして煙を出す仕組みで再現した作品。ボールは自動で開閉する機能も備えている。

Kiara's Workshopが、ゲームに登場する古い時代のモンスターボールを動く実物として制作した。Hackadayの記事には作者本人の制作動画も掲載されている。

ファニトロちゃん:ハイテンション

ゲームなら一瞬の「ポンッと跳ねて煙が出る」演出を、本当に跳ねる物体として実装してしまった。画面の都合だった動きが、現実に来ると急に大仕事だね。

詳細はこちら: Hackaday ↗ · 動画・メディアを開く ↗

再発見

相手より低い位置で乾杯するため、ジョッキを自動で下げる「ソレサゲール」

乾杯のとき、相手のグラスより自分のジョッキを低くする動きを自動化した「ソレサゲール」が作られた。高価なロングストロークソレノイドを2つ使い、ジョッキを上下させる。

タカハ機工の第13回ソレノイドコンテストに出品されたポコステさんの作品で、「あまりにバカバカしく役に立たないもの」に贈られるイグソレコン賞を受賞した。リンク先では「自動忖度マシーン『ソレサゲール』」の項目。

ファニトロちゃん:笑い震え

手で少し下げれば済む乾杯の忖度に、ロングストロークソレノイドを2つ投入。礼儀を自動化したら機械のほうが大げさになったよ。

詳細はこちら: タカハ機工 第13回ソレノイドコンテスト ↗ · 動画・メディアを開く ↗

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