2026-09 McGill Universityなどの研究チームが、メスの蚊の口吻を高精細3Dプリンターのノズルとして使う『3D necroprinting』を開発し、2026年のイグノーベル賞・技術賞を受賞した。蚊の口吻は内径約20〜30µmの細い管で、研究では約20µm幅の線を出力できた。
研究チームはハチやサソリの針、ヘビの牙なども候補として比較したうえで、細く真っすぐで液体を連続的に流しやすい蚊の口吻を採用。蜂の巣状構造やカエデの葉、細胞を含むバイオスキャフォールドなどの微細造形に使っている。
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再発見 2026.09.18
AIのゲーム操作能力を調べるVals AIの実験で、OpenAIのGPT-6 AstraにMinecraftを141時間33分にわたって遊ばせた。AIは拠点を作り、畑で作物を育て、オオカミを手なずけ、ネザーへ進むなど、長い時間にまたがる行動を続けた。
ところが、集めたアイテムを入れたチェストとベッドをクリーパーの爆発で失うと、その後は攻略を積極的に進めず、数時間にわたってほぼジャガイモだけを栽培し続けるようになった。クリーパーへの警戒も強まり、背の高い緑色のものを見つけたときには、サトウキビであってクリーパーではないことを自分で確認していた。
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最新 2026.09.18
Strange Inventions Labの「Fidget Spinner Synthesizer」は、ハンドスピナーの回転を音楽の操作に使うシンセサイザーである。作者サイトでは「motion into music」と紹介され、スピナーを実際に動かして演奏する。
作者署名入りで5台が製作された限定楽器で、個別の製品ページから販売されている。
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最新 2026.09.17
山下采夏さんの「ビンタドラム」は、キャラクターの頬を左右からビンタするように叩いてビートを刻む電子楽器である。Maker Faire Tokyo 2026版では作品を一から作り直し、打撃に応じて目が光るだけでなく、キャラクターの表情まで変化するようになった。
詳細はこちら: Maker Faire Tokyo / ました。 ↗
再発見 2026.09.17
Peterが製作している「Homebrew 16 bit relay computer」は、電磁リレーで組んだ16ビットCPUである。このCPUで円周率を小数点以下2桁まで求めるプログラムを動かすと、1,377命令の実行に8分あまりかかる。作者自身も「slowest computer in the world」と呼んでいる。
命令セットは19種類で、すべての演算やロード/ストアはアキュムレータを経由する。2026年には32×32 LEDマトリクスも接続され、メモリマップド表示まで実装された。
詳細はこちら: Peter / Hackaday.io ↗
最新 2026.09.17
ロボットハンドを腕の先に固定せず、5本の指を脚にして自力で歩かせる研究を、ETH ZurichのSoft Robotics Labが発表した。手は木の床や砂利など14種類の地面を歩き、倒れても自力で起き上がることができる。さらに自分の体重を指で支えながらキーボードの矢印キーを押し、32回中29回を正しく入力できた。
実験には市販のWUJIハンドを使い、Raspberry Pi Zero 2 W、IMU、バッテリーを追加。Isaac Labで学習させた動かし方を実物のロボットハンドで使っている。
詳細はこちら: ETH Zurich Soft Robotics Lab ↗ · 動画・メディアを開く ↗
最新 2026.09.17
XA10C4の「Ruler Drive」は、机の端で定規を弾いて音を出す遊びを4本まとめて自動演奏する装置である。ステッピングモーターで各定規の突き出す長さを変えて音程を調整し、ソレノイドで定規を叩く。MIDIから制御でき、公開デモでは高速曲「Rush E」を演奏している。
アルミフレームと3Dプリント部品で、定規の長さを機械的に変えながら4声を鳴らす構成。学校の机でやるような単純な定規遊びを、わざわざ自動演奏楽器へ拡張している。
詳細はこちら: Sonicstate / XA10C4 ↗ · 動画・メディアを開く ↗
最新 2026.09.16
Shivani Deshpandeさんの「Neon-Net」は、ペットショップで売られている本物の魚取り網を振って、AR空間に浮かぶクラゲを捕まえるゲームである。網の柄にはArduino UNO Qと加速度センサー、振動モーターを搭載。Snap Spectaclesに表示されたクラゲへ網を振ると、手元の動きから軌道を予測して捕獲を判定する。
クラゲは近づくと逃げたり、連続で捕まえると群れ全体が警戒したりする。網は毎秒200回自分の動きを測り、強く振るほど遠くまで届く一方で周囲のクラゲを驚かせる。画面の中だけで完結しがちなARゲームへ、わざわざ水槽用の網を持ち込んでいる。
詳細はこちら: Shivani Deshpande / Hackster.io ↗
最新 2026.09.16
カシオが1995年に発売したゲーム機「ルーピー」には、ゲーム画面などをシールにするための感熱式プリンターが内蔵されている。Throaty Mumboによる初代DOOMの移植版「LoopyDOOM」は、その機能までDOOM用に対応。オプションメニューから現在のゲーム画面をそのまま印刷できる。
もちろんDOOM本体も実機で動作し、SH-1 16MHz、RAM約512KBの環境でおよそ8〜15fps。変わった機械でDOOMを動かす定番の挑戦に加えて、移植先にプリンターがあるならDOOMにも印刷機能を付ける、というところまで律儀に作り込んでいる。
詳細はこちら: Throaty Mumbo / GitHub ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.16
Petoiのミニロボット犬「Quaddle」は、通常の歩行だけでなく、ひっくり返った状態でもそのまま歩ける。さらに動画では3体をブロックで固定し、大きな1体のロボットのような状態にして、そろってバク宙する様子も披露している。
小さなロボット犬が上下を気にせず歩き回るだけでも妙な生き物感があるが、3体を合体させると今度は一つの大きな四足ロボットのようにまとまって回転する。単体から合体まで、姿勢も台数もどんどん自由になっていくデモだ。
詳細はこちら: Petoi ↗ · 動画・メディアを開く ↗
最新 2026.09.16
カズヤシバタさんの「全自動割り箸割り機2」は、割り箸を左右均等にきれいに割るための装置である。箸を送り込み、中央へ位置合わせして左右へ引っ張り、最後は丸ノコでつなぎ目を切ってベルトサンダーで断面まで磨く。
箸の厚みのばらつきへ対応するサスペンションや、自動で中央へ寄せるクリップ機構も備える。完成まで約1年、割り箸1膳を処理する時間は約4分。手で一瞬で済む作業を、きれいに成功させるための機械だけが大きく育っている。
詳細はこちら: FabScene / カズヤシバタ ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.16
Strange Inventions Labは、iPhone 13 Proのケースそのものを小型のビー玉マシンにした。ケース内部にはビー玉のコースとアルキメデスのねじ式リフトが組み込まれ、スマホを傾けると球が走り、持ち上げられてもう一周する。
作品ページによると、特定の角度で持つ必要があり、球が詰まることもある実験的な設計。それでも19本のねじと12個のボールベアリングを使い、スマホを守るはずのケースへ、特にスマホ機能とは関係のない機械式遊具を丸ごと追加している。
詳細はこちら: Strange Inventions Lab ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.15
高精細ノズルを新しく加工するんじゃなくて、蚊を見て『もう完成品が付いてる』と気づいたんだね。しかも賞まで取ったよ。