2026-09 kimu-ryoさんの「ディスクトレイによる真の乱数生成装置v1」は、DVDドライブのトレイが出入りする動きを利用して、本物のサイコロを物理的に振る装置である。サイコロの目を使うので、計算で作る疑似乱数ではなく物理現象による乱数が得られる。
ProtoPediaの説明では、制御が簡単なのも特徴。さらにv2では、振ったサイコロを自動で戻すところまで開発中だという。コンピューターの乱数を作るため、コンピューター部品にサイコロを振らせる方向へ進んでいる。
詳細はこちら: ProtoPedia / kimu-ryo ↗
再発見 2026.09.15
AdafruitのJohn Parkが作った「One Key」は、文字どおりキーが1個だけの無線メカニカルキーボードである。Bluetooth HIDとしてPCやスマホにつながり、ミュート、プレゼン送り、マクロ起動など、押したときの動作を自由に設定できる。
1キーしかないのに、単文字、Ctrl+Zなどのキーコンビネーション、定型文、メディア操作に対応。LED色やスリープ時間までWebSerialのGUIから変更できる。入力装置を最小化した結果、その1個を何にするか決める設定機能だけは妙に豊富になった。
詳細はこちら: Adafruit Learning System / John Park ↗
再発見 2026.09.15
Throaty Mumboは、初代『スーパーマリオブラザーズ』をファミコン用通信アダプタ「ファミコンネットワークシステム」で2台接続し、離れた相手と遊べるようにするパッチを公開した。
必要なのはファミコン2台とネットワークシステム2台、対応カートリッジ、そして電話線。実演では電話回線シミュレーターを使っており、READMEには実際の固定電話回線でも動く可能性があると書かれている。2026年にオンライン対戦へ近づくため、通信技術だけ1980年代へ戻っている。
詳細はこちら: Throaty Mumbo ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.15
Raul Muñozは、自宅のレンタル品でセンサーや磁石を取り付けられないルームランナーを、機械側へ一切手を加えずスマート化した。横に置いたUSBカメラで走行中の映像を撮り、Arduino VENTUNO Q上のAIモデルが映像から速度を推定。その値をBluetooth FTMSで送ることで、対応アプリからはスマート・トレッドミルのように見える。
学習用には本人が歩きながら表示速度を記録して動画へラベル付けし、10回分のセッションからデータを作成した。『借り物だからセンサーを付けられない』という制約に対し、物理センサーの代わりにカメラと画像認識を一式持ち込んでいる。
詳細はこちら: Raul Muñoz / Arduino Project Hub ↗
再発見 2026.09.14
University of WaterlooのSteven Gongらは、シャツをかごから取り出し、伸ばし、畳んで積むところまでを自動化するロボットを制作した。操作用の2本の「leader arm」を人が動かすと、実作業をする2本の「follower arm」が同じ動きを再現し、その様子を約200回記録して学習データにした。
最初のモデルはほとんど動かず、次の方式では腕が激しく動いて3Dプリント製グリッパーを壊した。最終的には別の基盤モデルを微調整し、展示場所への移動後には照明の変化に合わせて追加学習まで行い、翌朝にはシャツを一連の流れで畳めるようになった。
詳細はこちら: Hackster.io ↗
最新 2026.09.14
Throaty Mumboは、もともと光学ディスクを使う設計ではない初代NES(海外版ファミコン)へ、CDからゲームを読み込ませる自作拡張機「NESCD-001」を作った。IDE接続のCDドライブとRP2350B搭載の自作基板、EverDrive N8 Proを組み合わせ、CD上のROMを読み出してEverDriveへ転送して起動する。
作者自身も「just because」と説明する非公式アドオンで、普通の音楽CDをNES経由で再生する機能まで備える。SNES(海外版スーパーファミコン)向けに構想されたCDアドオンの歴史を見て、さらに一世代古く、必要性の薄いNESでやった方が面白いと考えたのが出発点だった。
詳細はこちら: Throaty Mumbo / GitHub ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.14
XPENGは2026年9月、量産を見据えた人型ロボット「IRON」の生産ラインを稼働させた。組み上がった最初のIRONは、完成後に搬送されるのではなく、そのまま自律歩行で生産ラインを出た。
同社によると、生産ラインの主要工程は80%超を自動化。76自由度の全身と片手21自由度の手を持つロボットを、自動化された設備で作り、最後は製品自身が歩いて退場するところまでが製造工程になっている。XPENGは2026年末の量産開始、2027年の納入を計画している。
詳細はこちら: XPENG ↗
最新 2026.09.14
おこめさんがMaker Faire Tokyo 2026に出展したのは、現金を入れると架空のバーチャルライバー「招木こがね」の配信生活が変化していく貯金箱である。コインをフォトインタラプタで検知し、投入額を記録。画面では投げ銭を受けたようにリアクションが起こり、貯金額に応じて登録者数や生活イベントも進んでいく。
連続して硬貨を入れると「スパチャフィーバータイム」に入り、登録者数の伸びが加速する仕組みまで実装した。作者は電子工作初心者として試作を始めたが、Raspberry Pi、液晶、3Dプリント筐体、キャラクター設定や配信画面まで作り込み、最終的には架空の配信者へ物理的に現金を貢げる装置になった。
詳細はこちら: おこめ / note ↗
再発見 2026.09.14
BBコリーさんの「何でもランウェイ」は、手のひらサイズの物を自動でステージへ送り出し、ファッションショーのモデルのように登場させる装置である。カーテンが開き、対象物が細長い舞台を進み、先端で向きを変えたり停止したりしたあと、次の「演者」へ交代する。
演者ごとに照明色や音の演出も変えられるため、フィギュアだけでなくお菓子や七味唐辛子まで、それらしいランウェイ出演者になる。磁石と可動ステージを使い、複数の物体を順番に出し入れする仕組みまで作り込まれている。
詳細はこちら: BBコリー / ProtoPedia ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.13
1999年のHasbro製「Easy-Bake Kitchen」は、PCキーボードの上へプラスチック製のキッチンをかぶせ、計量カップや卵、ミキサー、オーブン扉などを動かすと、その下にある本物のキーが押される入力装置である。専用CD-ROMでは、その8個ほどの操作部を使って料理ゲームを遊ぶ。
LGRのClint Basingerが2026年9月に実機を紹介し、最後にはキー配置を変更してDOOM IIまで操作した。料理玩具をキーボードに載せるだけという素朴な仕組みが、四半世紀後にはFPS用コントローラーとして再利用されている。
詳細はこちら: TechEBlog ↗
再発見 2026.09.13
フォルクスワーゲンとn+ Bikesのeバイクは、リアカメラやレーダー、スマートグラス、Bluetooth対応ヘルメットなどを組み合わせた安全機能を売りにしている。Gizmodoの記者がIFA 2026で試乗しようとしたところ、会場への搬入が遅れ、肝心のバッテリーパックが届いていなかった。
そのためモーターだけでなく、電源を必要とする各種機能も走行中には試せず、試乗はほぼ普通の自転車として行われた。安全装備を盛り込んだ展示車が、展示会では最も基本的な状態へ戻ってしまった。
詳細はこちら: Gizmodo Japan ↗
最新 2026.09.13
Peter Ryseckは、細長い棒を地面に立てたまま倒れないようにするため、先端へクアッドコプター相当のプロペラ機構を取り付けた。機体を飛ばすのではなく、棒が傾いた方向を検出して推力を変え、上から姿勢を戻し続ける。
実験ではプロペラの慣性や棒自体のしなりが新たな不安定要因になり、制御を調整。最終的には風があるときに完全な垂直へ固執せず、風上へ少し傾けることで安定させている。
詳細はこちら: Hackaday ↗ · 動画・メディアを開く ↗
再発見 2026.09.13
乱数を作る処理を賢くするんじゃなくて、DVDドライブにサイコロを振らせるの、急に物理へ戻りすぎだね。