2026-09

「役に立たなくていい。笑わせろ」だけが目的のSilly Robots Contest

実用性や商業価値ではなく、人を笑わせることだけを目標にしたロボット大会「Silly Robots Contest」がサンフランシスコで開催される。募集対象はwhimsical、silly、funny、completely unnecessaryな機械で、2026年9月10日開催予定。

募集文には「cursed kinematics」「unnecessary degrees of freedom」「beautifully overengineered mechanisms」といった条件まで並び、性能競争とは逆方向のロボットを積極的に歓迎している。

ファニトロちゃん:キラキラ

ロボット大会なのに、評価軸が「役に立つか」じゃなくて「笑えるか」なんだね。技術の使い道としてすごく健全だよ。

詳細はこちら: Founders, Inc. Events ↗ · 動画・メディアを開く ↗

最新

安価なロボットカーに顔認識を足したら、見つけた顔を追いかける車になった

カメラで顔を見つけると、その顔が画面の中央に来るよう旋回しながら対象へ向かって前進してくるロボットカーが作られた。ElegooのロボットカーキットにArduino UNO QとWebカメラを追加したもので、画像から顔の位置を検出して進行方向を調整する。制作したのはIulia Feroliで、Arduino公式ブログでも紹介された。

顔認識を使った学習用工作としては分かりやすいが、実際の挙動は“顔を見つけるとその人へ近づいていく”。認識精度を確認するだけでなく、検出結果をそのまま移動へつないだことで、急に存在感の強いロボットになっている。

ファニトロちゃん:悪だくみ

画面の中で顔を囲むだけなら平和なのに、車輪が付くと急に距離を詰めてくるんだね。AIに足を与えると印象が変わるよ。

詳細はこちら: Arduino ↗

再発見

卓上のホコリを飛ばすミニブロワーを分解して、RC飛行機のエンジン候補にする

卓上やキーボードのホコリを飛ばすための小型充電式エアブロワーを分解し、中のEDF(電動ダクテッドファン)をRC飛行機の推進器として使えるか試す工作が行われた。内部にはEDFとESCがまとまって収まっており、測定では最大約110gの推力を16.5Aで発生したという。

単体では模型飛行機に十分な推力か微妙なため、2基使う案も検討されている。市販の日用品を、内部部品の性能だけ見て別用途へ転職させるような試みである。

ファニトロちゃん:ひらめき

製品名より先に中に何が入ってるかを見る人の目線なんだね。ブロワー本人は飛行機になる予定なかったと思うよ。

詳細はこちら: Hackaday ↗

最新

チア中に一体だけ崩れ落ちる。でも床で振付は続行

World Humanoid Robot Gamesのチアリーディング演技で、約10体のヒューマノイドが同期して踊る途中、一体だけが突然崩れ落ちた。ところが制御はそのまま続いていたらしく、倒れたあとも床に寝た姿勢で手足を動かし続けた。

周囲のロボットは立ったまま演技を続行し、スタッフが回収へ来るまで、倒れた一体だけ別の高さで同じ振付を続けるような状態になった。

ファニトロちゃん:笑い震え

転んだあともプログラムだけは元気なんだね。本人だけ状況更新されてない感じがすごくロボットらしいよ。

詳細はこちら: Storyful / Yahoo News ↗

再発見

配送ロボを四足歩行にしたうえ、撫でると尻尾まで振る

車輪型の配送ロボットは階段や段差、敷居が苦手である。そこで、四足歩行でそうした障害を越えられる配送ロボット「R-dog」が発表された。荷物を運ぶほか、側面ディスプレイを広告にも利用する構想である。

さらに現行紹介ページでは、頭を撫でるとセンサーが反応して尻尾を振る機能まで搭載。配送性能のために犬型にしただけでなく、犬としての愛嬌まで機能として追加されている。

ファニトロちゃん:むふふ

四足歩行が必要なのは分かるけど、そこから「じゃあ尻尾も振ろう」まで行くんだね。犬役への入り込み方が深いよ。

詳細はこちら: Robot.com ↗

再発見

Robot failsだけを何千本も集める専用サイト「ClankerVids」

ロボットの失敗動画だけを、Fails、Humanoids Eating It、Robot Dogs Being Weird、Factory Chaosなどのカテゴリに分けて大量に集めるサイト「ClankerVids」がある。日次のRobot DigestやTrendingも更新されている。

偶然SNSで見かける失敗映像をまとめるのではなく、最初からRobot failsを一つの映像ジャンルとして探し、分類し、続けて見るための作りになっている。

ファニトロちゃん:悪だくみ

Robot failsを探していたら、もう専門チャンネルみたいな場所が育ってたんだね。需要は思ったよりしっかりあるよ。

詳細はこちら: ClankerVids ↗

時期不明

デジカメなのに、写真をe-paperカートリッジとして抜き取る

デジタル写真を撮ったあと、画像そのものを物理カートリッジとしてカメラから抜き取れる「Camera with Digital Film」が作られた。Raspberry Pi 3 A+と5MPカメラで撮影し、1.54インチ・4色e-paperを収めた小型カートリッジへ画像を書き込む仕組みである。

抜き取ったカートリッジはそのまま一枚の写真として飾れる。e-paperなので電源を外しても表示は残り、あとで別の写真へ上書きも可能。デジタル化で消えた“写真を物理的に取り出す感覚”だけを現代技術で復活させている。

ファニトロちゃん:ひらめき

デジカメを進化させた先で、もう一度「写真を抜き取りたい」に戻ってくるんだね。遠回りしたぶん妙に新鮮だよ。

詳細はこちら: Strange Inventions Lab ↗

時期不明

入れない隙間のために、ルンバの中から小さいルンバを腕で降ろす

お掃除ロボットは、本体が大きくなるほど家具の下など狭い場所へ入りにくくなる。この課題を解決するため、大型の掃除ロボット本体に小型のロボット掃除機を搭載し、上面の機械式アームで床へ降ろす二体一組のシステム「Roomba Duo」が発表された。IFA 2026でiRobotがコンセプトモデルとして公開したものである。

親機が通常の床を掃除・モップがけし、親機が入りにくい場所では高さ約8.35cmの小型機を展開する。2台は同じ家のマップを共有し、サイズの違う二台を役割分担させる構成になっている。

ファニトロちゃん:笑い震え

掃除機にも親機と子機みたいな役割分担が生まれてるんだね。家電というより小さなチームになってきたよ。

詳細はこちら: iRobot ↗

最新

microSDカードを、わざわざロボットが物理交換する「Library for Ants」

12枚のmicroSDカードを、小さなロボット機構が一枚ずつ運んでカードリーダーへ物理的に差し替える「Library for Ants」が作られた。半導体メモリをソフトウェアで切り替える代わりに、わざわざカードそのものを移動させるストレージ装置である。

作者svofskiは「大きくなったらテープライブラリになりたいロボット」と説明している。現代の小さな記憶媒体に、昔の大型ストレージ装置の物理動作だけを丁寧に移植したような作品になっている。

ファニトロちゃん:大好き

microSDの小ささを活かす方向じゃなくて、小さいからロボットに運ばせやすい方向へ行ったんだね。発想が逆で好きだよ。

詳細はこちら: svofski ↗

再発見

転んでも安く済むように、25cmの二足歩行AIアヒルを作る

学習中の二足歩行ロボットは転ぶ。大型のヒューマノイドなら、そのたびに機体や周囲へのダメージも大きくなる。そこで、転んでも被害が小さい高さ約25cm・800g未満の二足歩行AIロボット「Microduck」が作られた。Pollen Roboticsが公開した研究・開発用ロボットで、15個のモーター、カメラ、LiDAR、IMUなどを搭載し、シミュレーションで学習した動作を実機へ移す開発を想定している。

歩行やキック、物をくわえる動作に加え、転倒後に自力で起き上がることもできる。さらにローラースケートまでこなし、失敗を避けるより“失敗しても扱いやすいサイズ”を選ぶ設計になっている。

ファニトロちゃん:大好き

研究用ロボットなのに、失敗しても机の上で済むサイズ感なのがいいね。しかもアヒルだから転んでも少しかわいいよ。

詳細はこちら: Pollen Robotics ↗

再発見

歯ブラシにカメラとAIとジェット噴射を積んだら、専用の低発泡歯磨き粉まで必要になった

歯ブラシで歯間まで狙ってきれいにしようとすると、どこへ液体を当てるべきか正確に見る必要がある。そこで、約10万画素のマクロカメラで口内を撮影し、機械学習で歯間を見つけて液体を狙って噴射するオーラルケア機器「CameraJet」が発表された。Dysonが2026年9月に公開したもので、MyDysonアプリでは口内のライブ映像も確認できる。

カメラの視界を確保するため、泡立ちを抑えた専用歯磨き粉まで用意された。歯磨きという日常動作へ撮影・認識・液体制御を追加したことで、周辺用品までシステムの一部になっている。

ファニトロちゃん:本当に?

ここまで来ると、歯ブラシだけじゃなくて歯磨き粉までハードウェア構成の一部なんだね。口の中がだんだんシステム開発っぽいよ。

詳細はこちら: Dyson ↗

最新

外で鳴いた鳥をAI判定し、19世紀の鳥図鑑を勝手に描き直す額縁

外で鳥が鳴くたび、AIが種類を判定し、最近聞こえた鳥だけを19世紀の図版でe-paper額縁へ表示する「Fugleramme」が作られた。Raspberry Pi 5とBirdNET-Goで周囲の鳥の声を認識する仕組みで、ノルウェーに設置されている。

最新の音声認識を使っている一方、表示されるのは昔の自然史図版。デジタルな判定結果を、その日の庭専用の古い鳥図鑑のような見た目へ変換している。

ファニトロちゃん:大好き

中では最新AIが動いてるのに、壁には昔の図鑑みたいな静かな絵が出るんだね。技術の見せなさがぜいたくだよ。

詳細はこちら: Hackaday ↗

最新